43年ぶりの拙論

2017.04.22 Saturday

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    ●田中宏氏に依頼していた拙論のコピーが届いた。昭和49年7月、『日本文学の研究――重友毅博士頌寿記念論文集――』が発行された。重友毅先生の古稀を記念して、日本文学研究会が文理書院から出したものである。もちろん、私も所蔵していた。しかし、先年の引越しの際、蔵書を処理した時、誤って処分してしまったのである。国会図書館でも、複写はできないと言う。致し方なく、田中氏にお願いした。それが、届いたのである。
    ●全体の内容は以下の通り。

    『日本文学の研究――重友毅博士頌寿記念論文集――』

     目次

      は し が き

    『今昔物語集』編者の目について……………………… 池辺  実
    西行法師の「あはれ」…………………………………… 加藤 惣一
    『とはずがたり』における罪の意識…………………… 小沢 良衛
    『徒然草』の成立をめぐって…………………………… 福田 秀一
    『醒睡笑』について……………………………………… 田中  宏
    ●『可笑記評判』について……………………………… 深沢 秋男
    西鶴後続作品の源泉としての『好色一代男』………… 高橋 俊夫
    「女護の島」について…………………………………… 坂井利三郎
    『諸艶大鑑』(好色二代男)の本質…………………… 市川 通雄
    『おくのほそ道』の到達点……………………………… 笠間 愛子
    「かるみ」の達成………………………………………… 高橋 弘道
    『芭蕉翁全伝』の成立とその信頼性…………………… 岡村 健三
    『重井筒』の鑑賞――愛の詩人・近松の本領………… 干葉  篤
    穂積以貫年譜略…………………………………………… 中村 幸彦
    『古今堪忍記』…………………………………………… 川口 師孝
    『雨月物語』、状況的なものと構造的なもの………… 中村 博保
    『金砂』を通して見た上田秋成の萬葉観……………… 鈴木吉三郎
    『胆大小心録』にみられる上田秋成の思想について… 森田 喜郎
    春雨物語「樊噲」の原典………………………………… 堺  光一
    詩人鵜殿士寧とその妹の和歌…………………………… 山岸 徳平
    南畝琉球誌考……………………………………………… 東  喜望
    贈三位物語雑筆…………………………………………… 丸山 季夫
    春水人情本『玉津婆喜』について……………………… 橋口 祀長
    湯浅半月と大西操山――操山宛半月書簡をめぐって… 松村  緑
    『草枕』覚書……………………………………………… 相原 和邦
    「歓楽」論………………………………………………… 笹淵 友一
    中島敦『わが西遊記』の世界…………………………… 平林 文雄

    重友毅博士略年譜
    重友毅博士著述目録

    ●それにしても、拙論を読んで、実に分りづらい。原稿枚数、常任委員は30枚という条件だった。そこに、重友先生の記念ということで、力作をと頑張った。その結果らしい。説明不足である。

    ■『日本文学の研究――重友毅博士頌寿記念論文集――』