名刺 雑感 

2018.10.19 Friday

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    名刺 雑感 

    ジャニーン・バイチマン 文学博士 図書館情報大学外国人教師 昭和59年11月30日

    ●現在は、大東文化大学の名誉教授である。同大の教員紹介には、次の如く出ている。現役の頃のものだろう。
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    ジャニーン・バイチマン

    研究領域:    世界における日本の詩歌
    比較文学の観点から日本の詩歌を専門に研究します。中世連歌、近代の訳詩集、現代女性詩等がテーマです。
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    ●ネットを見たら、 大岡信の『折々のうた』 を英訳している。

    ●昭和59年11月30日、東京開館で、ドナルト・キーン氏の 『百代の過客』 特装本の出版記念会が行われた。『井関隆子日記』の関係で、私も出席させて頂いた。受付には、発起人の井上靖氏がおられて、びっくりした。受付をしていると、カメラマンがフラッシュをたいた。翌日の朝日新聞に出るのかな、とは思ったが、出るハズはない。

    ●とにかく、参加者がすごい。巌谷大四、篠田一士、大岡信、庄司薫、小西甚一、山本健吉、宇野千代、遠藤周作、加藤周一、北杜夫、佐伯彰一、安岡章太郎、永井道雄、草野心平、井上靖・・・・・・。文壇の大ものの方々が顔をそろえていた。皆さんのスピーチも楽しかった。

    ●私は、小西甚一氏、古川清彦氏など、国文学関係者と一緒だった。そこに、図書館情報大学のジャニーン・バイチマン氏(女性、文学博士)が見えられて、私と話したいとのこと。
     
     私は、ドナルド・キーン先生に教えて頂いている。キーン先生から、『井関隆子日記』を訳すように勧められているが、この日記の面白い点は、どのような所でしょうか。

    私は、突然の質問で、あわてたが、とにかく、この作者は、何にでも興味津々なんです。そうして、批評力がすごいと思います。そんなことを、出まかせに話したように思う。

    ●その後、気には留めていたが、彼女が『井関隆子日記』を翻訳したという話は聞かなかった。今日、ネット検索したら、詩や歌の方向に進んだようである。30年以上前の出来事であり、ここにも、1人の研究者の軌跡がうかがえて、興味深い。