新聞の訃報欄

2017.11.21 Tuesday

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    ● 菊池先生は、エッセイで、訃報欄について、次のように記している。
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    新聞の訃報欄はどういう取材をしているのだろう。葬儀社から連絡があったものの中から選んでいるのか。
    堤精二先生が11月7日に亡くなったことが、東京新聞の11月17日紙面に掲載された旨、デジタル版で見た。90歳。しかし、毎日・朝日・産経には見当たらない。読売・日経のホームページには訃報欄がない。東京新聞と提携しているのだろう、各県の地方紙には堤先生の記事がある。
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    ●以前は、○○大学名誉教授、などとして死亡記事が新聞に出ていた。しかし、何時ごろからか、少なくなった。平成20年(2008)2月15日、昭和女子大学副学長・原田親貞先生の告別式に参列した。まず、思ったことは、誠に質素、という事だった。原田先生は、生前からお考えがあり、新聞社への連絡はされないように処置しておかれたようだ。なるほど、こういう方法もあるのか。私は、素晴らしい、と思った。
    ●昭和53年(1978)8月11日、恩師・重友毅先生が御他界なされた。私は、先生の御健康が心配になった、3年前頃から、いざ、という時に各新聞社へ知らせる原稿を手帳に書き込んで、常時、持ち歩いていた。重友先生が亡くなられた夜、研究会の常任委員の、先輩の先生方と相談し、その手帳の原稿をベースにして、原稿を作成し、各新聞社へ訃報の連絡をした。それで、各新聞に死亡記事が掲載されたのである。
    ●最近は、多くの先生方が、新聞社への連絡をせず、ごく近しい方々で、お送りするケースが多いようである。後で、うかがうと、生前の先生の御意志だと申される。そのような、一般的な傾向から、新聞の訃報欄も少なくなったのかも知れない。いいことだと思う。

    ■『広報みのぶ』の死亡欄