震災を見る カメラマンの眼

2016.03.12 Saturday

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    ●5年前の東日本大震災の報道写真を見て、日本と外国、特にアメリカとの
    違いに気付いた。教え子の菅野さんから、The New York Times の報道写真254枚
    が転送されてきた。福島原発の写真が非常に多かった。また、亡くなられた方々の
    遺体の写真も多かった。
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    2011-05-04
    大震災の写真――カメラマンの眼Add Star
    07:21

    ●注文していた『東日本大震災 報道写真全記録 2011.3.11―4.11』(2011年4月30日第1刷、朝日新聞社発行)が届いた。朝日新聞のカメラマンが総力を結集した、歴史を刻む224枚の写真を収録している。トップに見開きで載る、津波が松林を越えて人家と大量の自動車を飲み込む写真は毎日新聞社撮影のもの。地元の人の撮影した写真も掲載されている。1枚1枚を見て、カメラマンの人々の汗と涙の活動を思い、心が震える。カメラマン1人1人の被写体に対する複雑な想いが伝わってくる。

    ●4月3日、教え子のKさんから、The New York Times の報道写真254枚が転送されてきた。こちらは、3月13日からのものである。アメリカのカメラマンは13日に日本へ到着したのであろう。こちらも、1枚1枚にこめたカメラマン魂が伝わってくる。

    ●日本とアメリカのカメラマンの眼を見て、1つの違いに気付く。ニューヨークタイムズの写真には、被災者の遺体と別れを告げる遺族の姿、埋葬の様子を伝えるものが多い。日本の新聞もテレビもこれらの被写体は少ないように思う。これはカメラマンの眼というよりも、整理・編集段階の問題かも知れない。福島原発の写真もアメリカの方が多い。

    ■『東日本大震災 報道写真全記録 2011.3.11―4.11』