昭和女子大学の発掘調査

2017.06.19 Monday

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    ●昭和女子大学光葉博物館で、春の特別展・〔発掘で何がわかる? ――昭和女子大生の発掘調査・活動から――〕が開催されている。

    開催期間 平成29年5月30日〜6月24日
    会  場 昭和女子大学光葉博物館
    入場料  無料
    主  催 昭和女子大学光葉博物館
    協  力 神奈川県大井町教育委員会


    ごあいさつ

     このたび光葉博物館では、春の特別展「発掘で何がわかる? ――昭和女子大生の発掘調査・活動から――」を開催することになりました。
     本展示では、考古学の発掘調査がどのように行われ、結果何がわかるのかを、「東明学林」(本学研修施設)近くにある中屋敷遺跡の発掘調査を通してお伝えします。中屋敷遺跡の発掘調査は、歴史文化学科日本考古学研究室の学生・院生が主体となり実施してきました。また、その他にも考古学の学びを活かした地域貢献を行っています。そのような学内外での活動についても紹介します。
     中屋敷遺跡の発掘調査は1999年から2011年まで計8回実施し、関東では検出例の少ない弥生時代前期の遺構および遺物を検出しました。中でも遺構から見つかった焼けたイネとアワ・キビなどの雑穀は、初期の農耕が雑穀の栽培と共に行われていたことを明らかにしました。また、これらの焼けたイネ・アワなどの炭素14年代測定をしたところ、今から約2,500年前のものであることも確認され、現時点で関東最古のイネの出土例となりました。このように我々の遠い祖先の日々の生活や生産の痕跡を発見し、息づかいを垣間みるといった一瞬一瞬の感動こそが発掘の魅力と言えます。しかし、このような感動も発掘調査に関わった関係者の熱い思いと強い責任感を抜きには得ることが出来ません。
     この特別展が昭和女子大学生の真摯な取り組みを感じていただき、考古学に興味を持っていただく機会となればと思います。本展覧会を開催するにあたり、資料の借用を快く承諾下さった大井町教育委員会、展示に関わってくれた日本考古学研究室の皆さんに心より感謝申し上げます。
                        2017年5月
                        昭和女子大学光葉博物館


    ●今、昭和女子大学光葉博物館で「発掘で何がわかる?――昭和女子大生の発掘調査・活動から――」が開催されている。会期は残り少ないが、今日、展覧会カタログを拝見した。昭和女子大学の学生が、真摯に調査に取り組む姿に、大きな感動を覚えた。
    ●私は、もう10年も前に、昭和女子大学、歴史文化学科の学生にお話しをしたことがある。
    「歴史における事実と虚構――『井関隆子日記』の記述から――」(昭和女子大学文化史学会、第18回大会、平成18年12月16日、昭和女子大学研究館7階講義室)
    ●私は文学の中味を追究します。皆さんは、歴史の中の事実に基づいて、過去の歴史の真実に迫って欲しい、そのように申上げた。私の頭の中には、古文書の記録もあったが、このような考古学の出土品もあった。今回のカタログの中の、学生の姿に感激している。


    ■「発掘で何がわかる?――昭和女子大生の発掘調査・活動から――」




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    2017.11.24 Friday

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