秋山 虔 先生 と私

  • 2020.06.09 Tuesday
  • 00:05
秋山 虔 先生 と私

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秋山 虔 (あきやま けん)

概要[編集]  【ウィキペディア より抜粋】

岡山県出身の国文学者であり、主として中古文学を専攻した。『源氏物語』の成立論をはじめ、構造論、人物論、さらには作者である紫式部に関する作家論など、多彩な方法論を展開した[1]。その結果、『源氏物語』研究の指導的存在となり、学界に大きな影響を与えた。また、平安時代の和歌をはじめ、物語、説話文学、さらには漢文学に至るまで、作品成立時の社会的環境の下での作者の心理、意識、表現などを解明した[1]。国士舘短期大学、東洋大学、東京大学、東京女子大学、駒沢女子大学などで教鞭を執り、多数の後進を育成した[1]。

来歴[編集]

生い立ち[編集]

岡山県出身。1941年東京府立第六中学校(現都立新宿高等学校)卒業。旧制第三高等学校卒業。東京帝国大学国文科卒業。

研究者として[編集]

1953年、国士舘短期大学助教授、1954年東洋大学助教授、1957年東京大学文学部助教授、1969年教授。1984年定年退官、名誉教授、東京女子大学教授、1993年駒沢女子大学教授、1999年退職。1989年紫綬褒章受章、2000年日本学士院会員。2001年文化功労者、勲二等瑞宝章叙勲。2015年11月18日、肺炎のため91歳で死去[2]。

研究[編集]

『源氏物語』の研究で知られる。校訂、事典、入門書の編纂多数。2006年には源氏物語千年紀のよびかけ人となり、古典の日推進呼びかけ人に名を連ねた[3]。また1996年には、皇居での講書始の進講者を務め、2001年の愛子内親王の命名時に勘申者を務めた。

著書[編集]

• 『評釈国文学大系 第3 源氏物語』河出書房 1955
• 『蜻蛉日記』弘文堂 1956 アテネ文庫 古典解説シリーズ
• 『源氏物語・更級日記』さ・え・ら書房 私たちの日本古典文学 1958
• 『源氏物語の解釈と問題研究』山田書院 1959
• 『宇津保物語・落窪物語・堤中納言物語』さ・え・ら書房 私たちの日本古典文学 1963
• 『源氏物語の世界 その方法と達成』東京大学出版会 1964
• 『王朝女流文学の形成』塙書房 1967
• 『源氏物語』岩波新書 1968
• 『考究日本古典』新塔社 1970
• 『源氏物語 若い人への古典案内』社会思想社・現代教養文庫 1971、のち新版
• 『王朝女流文学の世界』東京大学出版会 1972
• 『紫式部 宿業を生きた王朝の物語作家』平凡社、1979(日本を創った人びと)
• 『古今和歌集』尚学図書 1982 鑑賞日本の古典
• 『王朝の文学空間』東京大学出版会 1984
• 『王朝の歌人 伊勢』集英社 1985/『伊勢』 ちくま学芸文庫 1994
• 『源氏物語の女性たち』小学館 1987、同ライブラリー 1991
• 『古典をどう読むか 日本を学ぶための『名著』12章』笠間書院 2005
• 『源氏物語の論』笠間書院 2011
• 『平安文学の論』笠間書院 2011

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●私は法政大学で、3年の時、秋山虔先生の『源氏物語』講義を履修した。大学入学と同時に、大内兵衛先生のお言葉に刺激されて、『源氏物語』を、池田亀鑑の校注本、朝日古典全書で、全巻読破していた。そんな私にとって、秋山先生の講義は非常に魅力的だった。履修者も多く、大部分女性だったが、私は、最前列で、先生の講義を拝聴した。卒業後も、3年間は聴講させて頂いた。

●4年生になった4月、卒論の指導教授、重友毅先生から呼び出しがあった。教授室へ伺うと、「君、秋山君に、面白いレポートを出したそうだね。良かったら、〔秋成研究会〕で発表してみないかネ?」と申され、来週までに清書してきたまえ。と付け加えられた。

●勇んで清書して持参すると、読んでおくので、来週、また来たまえ。となり、来週伺うと、結果はボツだった。今、考えると、重友先生の説まで批判していたのだから、パスするはずはなかった。

●秋山先生からは、卒業後も、長年にわたって、あたたかく御指導を賜わり、私が本を出した時は差上げ、先生も著書出版の時は、必ず御恵与賜った。

●先生は、平成27年(2015)11月18日、91歳で御他界なされたが、それより前、一度、遊びにいらっしゃい、と声をかけて下さった。こちらの家庭の事情で、板橋の御自宅へお伺い出来なかったのが、一番、心残りのことである。

しかし、これは、私にとって、大きな名誉な事であった。

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  • 2020.09.22 Tuesday
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