『中小路彰先生著述目録』

  • 2020.03.26 Thursday
  • 09:56
『中小路彰先生著述目録(稿)』

●池袋土曜会の主宰者・大久保力雄さんは、見るからに沈着で、思慮深く、いつも雑談の中で、舵取りをしておられた。

●大久保さんは、戦時中から、中小路彰氏の教えを頂き、戦後、中小路氏が山梨の山中湖に研究所を設立され、多くの方々との接触を断たれた後も、時折、山中湖を訪れ、中小路先生とお会いしておられた。

●私は、生涯を通じて、法政大学の重友毅先生の御指導を頂いてきた。先生の記念論集を出す時、先輩の高橋俊夫先生などと共に、「重友毅著作目録」を作成して収録した。

●そんなことがあったので、大久保さんに提案した。中小路彰先生の著述目録を是非作成して欲しいと。

●大久保力雄氏は、その後、寝る目も惜しんで著述目録の作成に取り組んだ。全て実物に当たって作成した『仲小路彰先生著述目録(稿)』、別巻を含む複写210枚、420頁、6分冊を完成し、仲小路先生の山中湖研究所へ収めた。著述目録は、2部作成し。1部は、山中湖の研究所に納めた。1部は、大久保さんが保存した。

●大久保さんが御他界の折、私は大久保さんの御蔵書の整理をして上げた。そんな関係から、弟の大久保徹君の希望で、『中小路彰先生著述目録(稿)』の1部は私が保管していた。これは、その後、お子さんの希望で返却した。

●過日、中小路彰氏の著作のことから、山中湖の研究所へ問い合わせてみた。そこから急展開があり、山梨県南都留郡の山口氏に辿りついた。山口氏から、近況の詳細を伺うことができた。

●中小路彰氏の著述目録も、やがて、最新版が出来るだろう。また、膨大な土地にある研究所も、山中湖の公的記念館として、復活するかも知れない。私は、山口氏と電話で話しながら、学問の灯は、守られるな、と感激した。
2020年3月26日

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  • 2020.07.07 Tuesday
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