吹浦大物忌神社の棟札

  • 2018.12.10 Monday
  • 09:36
棟札

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
棟札(むなふだ、むねふだ)は、寺社・民家など建物の建築・修築の記録・記念として、棟木・梁など建物内部の高所に取り付けた札である。
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●私は、今、山形県飽海郡遊佐町大字布庫1番地の吹浦大物忌神社の棟札に関して整理している。文学研究を志している私が、時として、このような建築関係の調査をする必要も生じる。私は、飽海郡一帯に伝存する、神社仏閣の棟札をくまなく調べた。
●慶長17年(1612)に作製された、吹浦大物忌神社の棟札には、「小行使 斎藤筑後守盛広」とある。故に研究者は、『可笑記』の作者、如儡子・斎藤親盛の父は「斎藤盛広」であると断定し、他の資料の記録「斎藤広盛」は誤記であると否定した。私は、この従来の説に疑問を抱き、新説を出すために、全面調査を実施した。

●〔棟札〕の研究は、どこまで進んでいるのか。様々な研究書を調べたが、私の基準には合わなかった。そんな時、2010年、棟札研究の第一人者、秋山敬氏の『棟札の基礎的研究』に出会う幸運に恵まれた。
●秋山敬氏は、山梨県の棟札の悉皆調査をされた方である。悉皆調査を実施した研究者の説は信頼できる。私は、秋山敬氏に懇願して、慶長17年に作製された、吹浦大物忌神社の棟札の記録の、資料としての信頼性、正確度に関して、具体的な御教示を賜った。
●結果、斎藤家第2代・筑後守は、「又十郎、玄蕃助、助左衛門、広盛」と認識すべきである、という結論を導き出すことが出来た。山梨大学卒業、山梨県史編纂室で棟札の研究をされた、秋山敬氏の学恩は、忘れられない。
●今日、ウィキペディアの参考文献に、秋山敬氏の労著を追加した。






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  • 2019.09.16 Monday
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