歴彩館所蔵 可笑記 表紙の色

  • 2018.11.24 Saturday
  • 07:32
歴彩館所蔵 可笑記 表紙の色

●歴彩館の所蔵目録を見たら、次の如く記録されている。

1、 可笑記 5巻 電子ブック
如儡子作 1659
歴彩館・貴重書庫保管庫

2、 可笑記 5巻(存1巻)
[如儡子著]、[出版者不明]
歴彩館・貴重書庫F

3、 可笑記評判 
[浅井了意著]/浅井了意全集刊行会編。岩田書院、2011(浅井了意全集、仮名草子編・3)
府大開架(芸術・言語・文学)913、51

4、 可笑記評判
浅井了意著/深沢秋男校訂、近世初期文芸研究会、1970
歴彩館、貴重書庫F 和、913、51
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1、 可笑記 5巻 電子ブック  には、次の如く注記されている。
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注記
緑色表紙▼四周単辺17.2×12.4cm十二行▼挿絵(巻一・四・五)各5頁分(巻二)6頁分(巻三)4頁分▼題簽左肩双辺「新口可笑記絵入一(一五)」内題「可笑記巻一(一五)』版心「可笑記巻一(一五)(丁数)』▼(絵入本 刊記等落丁・乱丁あり。▼「徳川文芸類聚二」「近代日本文學大系 仮名草子集」所収 深澤秋男「可笑記の諸本について」(文学研究二八号所収)参照)
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●現在、歴彩館、貴重書庫保管庫に所蔵されている、『可笑記』絵入本について、このように記載されている。私は、この絵入本が、京都府立総合資料館に所蔵されていた、昭和42年7月31日に調査している。

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  〔9〕 京都府立総合資料館蔵(京都府立図書館旧蔵) 
      特・840/41(昭和42年7月31日調査)
体裁 半紙本、五巻五冊、袋綴じ。
表紙 縹色原表紙、縦二二五ミリ×横一五五ミリ(巻一)。
題簽 左肩に子持枠原題簽、部分的に摩損多し。「(摩損)可笑記
   絵入 四」 (縦約一三二ミリ×横約三二ミリ)、各を同様。
匡郭 四周単辺。縦一七六ミリ×横一二五ミリ(巻一、1丁オ)。
【以下略】

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●調査結果を、このように記録している。計測寸法などに違いがあるが、問題は、表紙の色である。私は、「縹色原表紙」とし、歴彩館は「緑色表紙」としている。今年の12月に出る『近世初期文芸』第35号では、表紙に関して、次の如く述べた。
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〔三〕 表 紙=寸法、色、模様、空押模様、原表紙・後補表紙等。
  寸法は全てミリを単位とする。原則として、縦はノド、横は
  天で測った。表紙の色は、色見本帳を参照した。表紙の空押
  模様などには、卍つなぎ・毘沙門格子・唐草模様など様々な
  ものがあるが、調査を始めた頃は、経験不足のため、不明の
  ものもあり、ノートには記録したが、発表段階で「空押模様」
  と略記した場合もある。

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●歴彩館に現在所蔵されている、『可笑記』絵入本の表紙の色は、何色とすべきか。縹色か緑色か、私は、『可笑記』絵入本を、25点位調査しているが、緑色の表紙は見ていない。かと言って、縹色では、少し明るすぎるとも反省している。「濃縹色」位ではどうか、と今は思う。




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  • 2019.06.18 Tuesday
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