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    伝記研究の仕上げ

    • 2018.03.14 Wednesday
    • 10:01
    伝記研究の仕上げ

    ●昨日、長井市の斎藤豪盛氏から電話があった。4月になったら、新潟の、津川方面の調査に行くので、調査事項について、要望などがあったら知らせて欲しい、というもの。如儡子・斎藤親盛の伝記研究のまとめの問題である。私は、現在、外出できない状態である。それを、斎藤氏が補って下さるという。
    ●豪盛氏は、斎藤家の12代の当主である。私は、大学時代から、仮名草子作者、如儡子・斎藤親盛を研究してきた。たまたま、その御子孫にめぐり会い、共に、その伝記の調査・研究に取り組むことになったのであるが、このような、ラッキーなことは、そうそう、ある事ではない。研究者冥利に尽きる。
    ●今回は、新潟県東蒲原郡阿賀野・津川・西山などである。以前、私も斎藤氏と共に現地調査したことがある。その、最終確認の調査を斎藤氏がやってくれるという。有難いことである。
    ●私は、卒論段階で、『可笑記』の作者に関して、絵入本の〔昔さる人〕の背中の紋所が、作者解明の手掛かりにならないか、という感想を述べている。それが、今、にわかに現実味を帯びてきた。何という奇遇であろうか。
    ●今日、関係資料と共に、調査についての要望事項を斎藤氏に送った。